【2026年版】OBS高画質配信設定 初心者向け!AV1エンコーダで最高の画質を
ヨミアゲAI編集部
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OBSで高画質配信を目指す初心者の方へ、2026年4月時点での最適な設定方法を解説します。高画質配信は視聴者体験を向上させ、より魅力的なコンテンツ提供に繋がります。
2026年におけるOBS高画質配信の基礎知識
高画質配信を実現するには、OBSの設定だけでなく、PCのスペックやインターネット回線の速度も重要です。特に2026年現在では、AV1エンコーダの活用が画質とファイルサイズのバランスにおいて非常に有利になっています。
💡 ポイント: AV1エンコーダは、従来のH.264 (AVC) やH.265 (HEVC) と比較して、同等の画質であればより低いビットレートで、同じビットレートであればより高画質を実現できます。対応GPU(NVIDIA RTX 40シリーズ、AMD Radeon RX 7000シリーズ、Intel Arcシリーズなど)をお持ちの場合は積極的に利用しましょう。
高画質配信の主な要素は以下の通りです。
- 解像度(出力スケーリング解像度): 1920x1080 (フルHD) が主流ですが、PCスペックと回線に余裕があれば2560x1440 (WQHD) も検討できます。
- フレームレート(FPS): 動きの多いゲーム配信などでは60fpsが推奨されます。動きが少ない雑談配信などでは30fpsでも問題ありません。
- ビットレート: 配信プラットフォームが推奨する範囲内で、可能な限り高いビットレートを設定することで画質が向上します。エンコーダの種類によって推奨値が異なります。
ステップバイステップ!OBS高画質設定ガイド
OBSで高画質配信を行うための具体的な設定手順を解説します。
1. OBSの「設定」を開く
OBS Studioを起動し、右下の「コントロール」ドックにある「設定」をクリックします。
2. 「出力」タブの設定
最も重要な設定項目です。「出力」タブを開き、まず「出力モード」を「詳細」に設定してください。
- エンコーダ:
- GPUがAV1エンコードに対応している場合、「NVIDIA NVENC (AV1)」「AMD AMF (AV1)」「Intel QSV (AV1)」を選択します。
- 対応GPUがない場合や、CPU負荷を優先する場合は「NVIDIA NVENC (HEVC)」または「H.264/AVCエンコーダ(ソフトウェア)」を選択しますが、AV1エンコーダが最も推奨されます。
- レート制御: 「CBR (固定ビットレート)」を選択します。これにより、ビットレートが安定し、配信品質が一定に保たれます。
- ビットレート: 配信プラットフォームの推奨値を参考に設定します。AV1エンコーダを使用する場合は、H.264と比較して低めのビットレートでも高画質を維持できます。
| 解像度 | FPS | エンコーダ | 推奨ビットレート (YouTube/Twitch) |
|---|---|---|---|
| 1920x1080 | 60 | AV1 (GPU) | 6,000 ~ 10,000 kbps |
| 1920x1080 | 60 | H.264 (GPU) | 8,000 ~ 12,000 kbps |
| 1920x1080 | 30 | AV1 (GPU) | 4,500 ~ 7,500 kbps |
| 2560x1440 | 60 | AV1 (GPU) | 10,000 ~ 15,000 kbps |
⚠️ 注意: ビットレートを高くしすぎると、視聴者の回線状況によってはバッファリングが発生しやすくなります。また、自身のアップロード帯域も消費するため、安定した配信が困難になる場合があります。事前に回線速度を測定し、余裕を持った設定を心がけましょう。
- キーフレーム間隔: 「2」秒に設定します。ほとんどの配信プラットフォームで推奨される値です。
- プリセット(NVIDIA NVENCの場合):
- 「P7: 最長遅延(最高の品質)」を選択するのが理想ですが、PCへの負荷が高いため、PCスペックに応じて「P6: 良好な品質」や「P5: 中程度品質」を試してみてください。
- プロファイル: 「High」を選択します。
- GPU: 「0」のまま(通常はメインGPUを指します)。
- 最大Bフレーム: 「2」に設定します。
3. 「映像」タブの設定
- 基本(キャンバス)解像度: モニターの解像度に合わせます。通常は「1920x1080」または「2560x1440」です。
- 出力(スケーリング)解像度: 配信したい解像度を設定します。
- 「1920x1080」が最も一般的です。
- 高スペックPCと高速回線があれば「2560x1440」も選択肢に入ります。
- 縮小フィルタ:
- 「Lanczos (シャープなスケーリング、36のサンプル)」が最も高品質ですが、負荷がかかります。
- 「バイキュービック (シャープなスケーリング、16のサンプル)」でも十分な場合が多いです。
- FPS共通値:
- 動きの激しいゲーム配信には「60」FPS。
- 動きの少ない配信には「30」FPS。
4. その他の重要設定
- 詳細タブ:
- プロセス優先度: 「通常以上」または「高」に設定することで、OBSがPCリソースを優先的に利用し、配信の安定性を高めます。
- ネットワーク: 「ネットワークの最適化を有効にする」にチェックを入れることで、ネットワークの状態に応じた配信の最適化が図られます。
💡 ポイント: 設定変更後は、必ず「適用」をクリックしてから「OK」をクリックしてください。また、いきなり本番配信をするのではなく、限定公開などでテスト配信を行い、実際の画質や安定性を確認することをおすすめします。
高画質配信を支えるハードウェアとネットワーク
OBSの設定だけでなく、PCのスペックとインターネット環境も高画質配信には不可欠です。
1. 推奨PCスペック
2026年4月時点での高画質配信(特にAV1エンコーダ使用時)を考慮すると、以下のスペックが推奨されます。
- CPU: Intel Core i7 (第12世代以降) または AMD Ryzen 7 (5000シリーズ以降)。ゲームと配信を同時に行う場合は、より高性能なCore i9やRyzen 9シリーズが望ましいです。
- GPU: NVIDIA RTX 40シリーズ (例: RTX 4070以上)、AMD Radeon RX 7000シリーズ (例: RX 7700 XT以上)、Intel Arcシリーズ (例: Arc A750以上)。これらのGPUはAV1ハードウェアエンコーダを搭載しており、CPUへの負荷を抑えつつ高画質配信が可能です。
- メモリ: 16GB以上。32GBあれば、ゲームや他のアプリケーションとの同時実行でも安定します。
- ストレージ: 高速なNVMe SSD。OBSの録画機能を使用する場合、書き込み速度の速いSSDが必須です。
2. 安定したネットワーク環境
配信品質はインターネットのアップロード速度に大きく依存します。
- アップロード速度: 最低でも30Mbps以上、安定して50Mbps以上の速度が確保されていることが望ましいです。契約しているプロバイダの速度テストで確認しましょう。
- 有線接続: 無線LAN (Wi-Fi) よりも、LANケーブルによる有線接続が圧倒的に安定します。電波干渉や遅延のリスクを避けるため、可能な限り有線接続を利用してください。
これらの設定と環境を整えることで、初心者でもOBSを使った高画質配信を実現できます。自身のPC環境と回線速度に合わせて最適なバランスを見つけることが成功の鍵です。